おべんとう”ドッキリ”
今週のお題「お弁当」
ちょっと(?)昔で高校生の頃の話です。
自慢じゃないけど、母親が料理がうまくて、よくおかず交換を誘われるくらいだったので毎日弁当は楽しみでした。
・・・こういうところで「自慢じゃないけど」と語る場合はほぼ自慢ですよね。自分で書いてて気恥ずかしいというか、プチ自己嫌悪・・・
当時はまだアルミの弁当箱、いわゆる「ドカベン」風なのが主流で、運動部だったボクはそれに目いっぱい詰め込んで持たされていました。
「持たされてた」というと不本意ぽいですが毎日きちんと完食してました。ハイ。
ちなみに”めいっぱい”度合いは、一度ご飯に箸が入らず折れてしまったくらいのプレスぶりです。
小柄な母ちゃんが全体重をかけて、てんこ盛りのご飯の蓋をしてていたのが想像できます。
そんなある日、
その日は部活の朝練もあったので、完食用のおにぎりも食べましたがもううなかぺこぺこで、4時限目終了のチャイムが鳴ると同時くらいに弁当箱を出して
蓋を開けたら・・・ ・・・
ご飯が無い・・・
おかずは入っているので詰め忘れではないです。普通そうですよね。
蓋を持ち上げて固まっていたボクのまわりに数人の友人が寄ってきました。
「お?メシ無いじゃん。食べるの速いって(笑)」
いやいやいやいや、早弁してないから・・・
もう、オチは見えてますよね?
そうです。ご飯は蓋に完全に密着して持ち上がっていたのです!
いつもは、ご飯が蓋に貼りついている分、蓋が開きにくいのですが、この日はパカっと何の抵抗もなく開いたんですよね。
そんな拍子抜けだったからこそ、蓋の重さが尋常でないことに気が付かなかったというオチまで付いてしまったという次第です。
お題とはかみあっていないエピソードですみませんでした。。。