3回目の緊急事態宣言の要請の怪
お見苦しいタイトルですみません。
〜の〜のが続くのは読みにくいのですが、内容がそもそも「怪」なのでご勘弁を。
4月25日からついに東京で3度目の緊急事態宣言が出されました。
いろいろな立場の当事者の方がいらっしゃって、それぞれの事情もあるはずなので端的な批判はよろしく無いとは思いますが、あえてそので苦言をいわせていただきますが、2回目の「宣言解除」のときに解除する理由がわかりませんでした。
確かに新規感染者の増加は止まったように見えましたが、過去最大よりも下がっただけで水準としては高いままでしたし、飲食店をいじめた以外の「方策」がわからないまま増えたから「宣言」を発して、止まったから「解除」した。
こういう自動的なロジックで良かったのか?という疑問や不満は多々ありますが、キリがないのでこの辺でやめておきます。
ただ、これまでのように飲食店などわかりやすいところを「半殺し」にしてズルズル引引きずって、いつになったら盛大に飲み会ができるかわからない状況は、宣言が解除されても「生きた暮らし」にはならんと思っている次第です。
要請のなかみ
今回でいうところの「怪奇」は
緊急事態宣言に基づいて各商業施設などに出された要請の内容です。
居酒屋に「酒類」の提供をしないように要請するとか、営業時間の短縮を要請するとか、「少しでも営業するほうが良いでしょ?」的に「営業形態の根幹」をないがしろにするような要請が無慈悲にくり出されています。
ところが今回は飲食店以外でなかなか無慈悲、というか意味がわからない要請が話題になっています。
東京都の公式サイトのの情報では
「無観客」を要請される施設
・劇場・集会場・展示場・ホテル等・ゴルフ練習場・バッティング練習場・テーマパーク・遊園地
意味分かんないですよね?
集会場って人が集まるための施設ですよね?
基本的に参加者は当事者だから制限なし?それとも主催者がポツンと居ろってこと?
無観客の展示会
謎ですよね〜。展示物を並べておくだけ。倉庫ですか?
人が来ないなら照明や空調の費用も無駄です。それより何より、商品であろうが美術品であろうが、保管状態を崩したら劣化するんです。空気にすら触れないほうが安全です。
人を入れなかったら「展示」の意味がないと思うのは間違っているのでしょうか。
ゴルフの練習場、バッティングセンター
観客って?
わざわざ他人の練習を見るために施設に入る人って想像できません。
たまたま「プロ」とか「すごく上手い人」がいたら、自分の練習そっちのけで集まって見入ってしまうかも知れませんけど。
テーマパーク・遊園地
極めつけですよね。
お客がいないで開ける意味がない!遊園地に「休業」でなく「無観客」の要請を出した人、何を考えているのでしょう?おそらくその人とは一生わかり会えないでしょう。
謎しかのこらない
4月24日から25日にかけて各種新聞に報道されてます。
都が国い問い合わせたところ
「ゴルフ練習場、バッティング練習場は、利用者の後方に多数の観客がいて密になるケースを回避するための要請で、一般的な利用を妨げるものではない。遊園地やテーマパークへの要請はテレビ撮影など特定の目的で、関係者のみが使うことを想定した。」ということです。
???
ですよね。
前にも書いていますけど、「練習場」で密になるほどの「観客」ってどんななんですかね?
遊園地・テーマパークで撮影って、そのために営業をするほどのニーズがあるのですかね?
てか、撮影なんてどうせ一般客が少なくないと撮れないんだから、「特例」でよくない?って思います。
この際だからって、YouTuberが撮影と称して集まるのは有りなんですかね?
でもそれくらいの人は入ってくれないと「施設」も動かせませんし、何も動いていない遊園地なんてドラマの背景にあったら心配になります。
要請をした「担当者」さんの意図がメディアを介して正しく伝わっているのか?それを我々は正しく読み取っているのか?という懸念はありますが、
一般的と思えない事象に具体的な表現があることに「怪」を感じると共に、「もっと頭使うべきところあるんじゃないかな」って思った次第です。
ちょっとパワー不足になりましたのでこの辺にしたいと思います。
「本屋さん」と「古本屋さん」のように、小売店でもいろいろ「怪奇」な線引きがあるよなので、「怒りたい人」「エネルギーが有り余っている人」は検索してみると良いかも知れません。