into Sunny side

陽向でのんびりするために 思考する場所です

お題スロットから「捨てられないもの」

お題「捨てられないもの」

元来あまりモノを捨てられない人なのでよく家族に怒られます。

本人的にも綺麗にしているとは決して思ってはいませんが、おおよその置いてある場所を把握しているので、それが変わるのが不安なのと、片付ける途中にいろいろ見てしまうと思い出にひたって、捨てるどころか片付けも止まってしまうという体たらくです。

 

とはいうもののさすがに困ってきたのが本です。

子供の頃から本を読むのが好きで、童話全集に始まり歴史小説、推理もの、SFなんかを読みあさって、文章から情景などを想像してその世界に入り込んでしまうような感じでした。

 

それこそ子供の頃は本を読んでいる時の困った話などはたくさんあるのですが、それはまた別の機会に。

 

さすがにその頃の本はもう手元にはありませんが、社会に出てからもちょっと本屋で気になる本を見つけてしまうとつい買ってしまう、というより買い込んでしまうので机の上には常に本が積まれている状態です。

 

見ると買い込んでしまうので、置き場所もフトコロも厳しくなるのが目に見えているのでなるべくむやみに本屋に行かないようにしているのですが、読み始めると文庫本1冊を3日くらいで読んでしまうので、結局たまにいった本屋で抱えるくらい買い込んでしまうのですね。

 

そんな感じなのでなるべくかさ張らない文庫本を買うようにしているのですが、ひどい時には月に5冊ペースで増えてしまえば文庫本といえどもバカにできないくらい場所は食います。

 

今でこそ読んだ本はブックオフなどに気軽に売りにいけますが、昔は古本屋といってもちょっと薄暗い感じの店で、あやしいおやじが店番をしているイメージだったので素人の僕らはなかなか敷居が高く感じられて、本を売るということがあまり身近な感覚ではありませんでした。

 

なんていうのは言い訳で、やっぱり手放せないんです。

推理小説なんて一度読んでしまえば結末もわかっているわけですからそうそう読み返すことは無いと思うのですが、人物描写とかトリックがすごいと思うとなんか手放し難くて。

またそういうお話は、結末がわかっていても忘れた頃に読み返すこともあります。まあとんでもなく暇な時か、非日常の何かに没頭したいけど難しいことを考えたく無い時に限られますけど。

そういう点ではクリスティーなんかは旅情も描かれているので読み直しは何度かしています。

別記事で映画の感想も書いていますが、筋もトリックもわかっていても良いものは繰り返しても楽しめるんですね。

家族には考えられないとよく言われますが・・・

 

ということでカラーボックスに前後2列にして、6段くらい文庫本が詰まっています。

後ろの列の半分くらいはコミックスだということは内緒ですけど。

 

ついでの話ですけど、コミックスは我が家の本棚にとっては罪深いです。あれは一度買い始めるとよっぽどつまらなくなるか、飽きない限りはとりあえず全巻揃えないと気が済まなくなります。

売るにしても全巻揃っている方が売りやすいのではないか、というのも言い訳であまり売らないんですけど。

 

自分の居場所と本の置き場の二択になる前にはなんとかしないとと思っていますが、手放す本の選別をするつもりで読み返してしいそうでなかなか手をつけられません。

 

本をたくさん読んでもこんなお目汚し程度の文章しか書けていませんが、捨てられないもの、のお話でした。

マスクが苦しい 鼻腔拡張テープ活用法

マスクが苦しくてさ

それで布マスクいろいろ探したんじゃないの?

でも深呼吸とかあくびとかして
大きく息を吸う時に口が大きく塞がって溺れそうになる

溺れるって・・・

確かに
普通に息を吸えると思って吸った時に
口が塞がって吸えなかったらパニックになるよね

 

秋冬はあまり問題ないと思いますが夏は気密の良い不織布マスクだと息苦しくなったり暑くなったりで通気の良い布マスクがありがたいです。

また今はだいぶ落ち着きましたがコロナの流行り始めは巷で不織布マスクが買えず、買えても高額で布マスクに相当お世話になりました。

 

暑い時に快適な布マスクはどうも柔らかい素材が多いようで、大きく息を吸うと口がふさがります。

苦しくなると鼻を出したりひどい時にはマスクを顎までずらしたり・・・意味がありません。

 

何か良い方法は無いものかと試行錯誤の結果、藁をもすがる気持ちというか、半分冗談のつもりでダイソーで買った「鼻腔拡張テープ」を貼ってみたら思いのほか役に立ったのでご紹介します。

 

鼻腔拡張テープとは 

花粉症の方には馴染みがあるのではないかと思いますが、寝る時に鼻に貼り付けて息苦しくなくするアレです。

 

幸い花粉症とは無縁なので今までお世話になったことは無いのですが、鼻が広がるくらいだからマスクなんて簡単に広がるのではないかとちょっと前から気になってはいたのですが、マスクに貼るってどうなの?という余計な理性と、役に立たなかったら無駄になるよなという、これも余計な経済観念(そんなに高いものではないですからね)が邪魔して試すこともしていませんでした。

 

 

チャレンジの経緯

そんなこんなで、春のうちはウレタンの成形マスクでしのいでいたのですが、真夏になるとウレタンではとても暑くてかなわなくなりました。

もともと汗っかきで眼鏡をかけているもので、マスクの中は蒸れるわ、マスクの上には流れた汗はたまるわ、たまっても眼鏡があるのでそういちいちは拭けないわで結構苦しかったです。

不織布マスクの息苦しさと汗との戦いでどっちが苦しいか考えてしまったくらいです。

ただその当時は不織布マスクは入手困難だったので、必然的に手持ちのマスクで何とかするしかありません。

 

その時入手した布マスクはおとなしくさえしていれば通気は良いですし、汗も吸ってくれるので、これを何とかするのが一番快適なはずです。

ということで厚紙で型を作って成形してみたり、軸芯を作ってくっ付けてみたり色々しました。

 

結果は・・・

まあ推して知るべしです。

 

型紙を貼ったら通気性は当然悪化するので布マスクにした意味が全くなくなりました。

軸芯は、洗濯再使用を考えたら縫い付けられないので、いろいろくくりつけることを考えましたが、まず思ったようには成形できません。むしろ芯が当たるところが不快でこれも失敗に終わりました。

 

そんな時、ちょっと用事で出かけた時に大き目の店舗のダイソーを見つけふらっと立ち寄ったところ、

発見!「鼻腔拡張テープ」!!!

 

 

当然100円で売っていますが7枚入りなので、もしかしたらドラッグストアで売っているたくさん入っているものよりも割高かも知れないと思いつつ、100円だし7枚なので失敗しても罪悪感は少ないと思い購入。

 

お試しとは言っても、さすがにマスクの外に付けるのはカッコ的に滑稽なので、最後の手段として、内側に貼ることに。

 

でもどこに貼るのか?それが問題です。

あまり上の方だと鼻に当たってしまい、鼻の違和感はとりあえず我慢してみようと思いましたが、鼻から下がフリーでは結局柔らかい所が何も規制されないので全く意味がありません。

 

かと言って下に付けるとテープごと口に入ってくるので苦しい上に不快でたまりません。

 

ということで何度か試したところ、鼻と上唇の間のやや鼻よりがベストという結論に至りました。もちろんこれは顔の形も触れるときの感覚も個人差があるので万人がここで良いということではないと思いますので、お試しの際はご自分でベストポジションを探っていただきたいと思います。

 

うまくはいきましたが、所詮若干強度を持たせただけなので思いっきり吸ってしまうと口は塞がり溺れるような状態になりますが、何も無いよりは圧倒的に楽になりました。

 

ちなみに、100均の粘着物の粘着力は知れていますので、3回くらい貼り直すともう付かなくなりますので1枚は位置を探るだけで寿命となります。

 

 

洗濯

せっかく決まった位置なのでできれば剥がしたく無いという思いと、安いと言っても使い捨てじゃちょっと寂しいなということで、貼ったまま洗濯してみることに。

まあ汗でも剥がれたりずれたりはしなかったので大丈夫だとは思いましたが。

 

結果は5回くらい洗ってようやく端の方が浮いてくるくらいで十分合格です。

 

 

ユニクロのマスク

一時期話題になったユニクロのマスクも試してみました。

ユニクロのマスクも実は深呼吸をするとちょっと口が塞がるんですよね。これも個人差があるんですかね?

新型でも柔らかさはあまり変わらなかったので不便に思う人があまりいなかったのでしょうか。

そうなるとこの記事自体が意味が無いんですけど・・・

 

結果は、ユニクロのマスクにダイソーのテープを貼ったものは汗をかいたら剥がれました。

 

ただテープがあると楽なのは間違いなかったので、ドラッグストアのテープでも試してみます。

36枚入りで400円くらいでした。

 

こちらの方は問題なく、これも5回の選択には耐えてくれましたので合格です。

 

 

結論 

普通に布製の柔らかいマスクが売られているので、こんなことは必要ないのかも知れませんが、「鼻腔拡張テープ」はマスクで溺れる危険は回避できるということがわかりました。

粘着力はドラッグストアのPET素材の方が強かったですが、布の質によってはダイソーの不織布のものでも問題なく使えました。

 

 

 

どうだい?これで少しは楽になったろう?

そうだね
だいぶ楽になった ありがとう

冗談みたいな検証だけど
同じ苦しみのある人の役に立てたら良いな

何やってるんだか
でも普通やらなそうなことやったのは面白かったかな

表に貼ってみた人とか他の対処法とか
あったらコメントもらえると嬉しいです

また何か面白そうなもの見つけてやってみよう

ガマンの日々にちょっと幸せな気分になれた2点

お題「#買って良かった2020

師走に入った12月10日、なんか目がチカチカするなと思っていたらガスファンヒーターが異常表示して停止。気がつけばちょっと嫌なニオイしていました。

停止したのはこの日が初めてでしたが、11月下旬ころからヒーター着けてもちょっと寒くて「今年の冬は厳しいねえ」とか言っていたくらいで、早い話がヒーターがダメだったので即購入しました。

年末年始に寒い思いどころか、我慢していたら中毒でどうにななってしまったかも、と思うと、そうなる前に気づいて本当に良かったと思います。Amazonさん即出荷してくれたので助かりました。

 

というのは必要に迫られた話で、買って良かった、良い買い物をした、というのは他にあります。

 

1.衣類乾燥機能付きサーキュレーター

 何と言っても一番はこれです。

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アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機

購入は夏の暑い時期。新型コロナの影響とか、予報にない突然の雨とか、あまり洗濯物を長時間外に出したくない時期があって、購入を決断しました。

もともとエアコン1台で二部屋冷やしていたので、メインはサーキュレーターとして働いてくれれば良いかな、程度の気持ちだったのですが、なんとなんと、洗濯物が部屋干しでバッチリ乾きました!

エアコンの洗濯乾燥とか除湿モードだと、あまり人には快適な状態にはしてくれないのですが、この機械はサーキュレーターとして冷気を撹拌しつつ除湿して、人に快適な環境を与えつつ洗濯物が乾くというスグレモノ。難点は除湿モードにすると音がちょっと煩いくらい。

でもほんの2時間位でタンクに1㍑弱の水が溜まったのを見て本気で驚きました。

冬でも暖房の撹拌をしてくれて、それこそ寒すぎて外干ししたくない洗濯物をきっちり乾かしてくれるので文句なしの1位です。

 

2.モバイルスピーカー

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 JBL Flip4

我が家はテレビの後ろに窓があり、最近のテレビはスピーカーが横というか背面気味に付いているので、前で見て臨場感を望むとかなりの大音量にしなければなりません。その上窓から外に音が漏れるので、家の外にいるほうが音が聞こえるくらいです。

コロナで外出がままならない状態なので必然的にテレビを見る時間が増え、NETFLIXなどで映画を見始めると音問題は重要になります。

かといってテレビ用のサブスピーカーはお高いのでなかなか手が出せないでいる時にこれを見つけました。最新型ではなかったのですがテレビもそれほど良いのを持っているわけではないのでbluetoothではなく有線で繋がなければならないので、最新機種ではなく1個前の型のこれを選択しました。

使ってみればさすがJBL!音響メーカーのものですから音質は最高ですね。サイスが小さいのでさほど期待していなかったのですが、このなりで迫力のステレオサウンドが楽しめます。

テレビの他に音楽を聞きながら作業をする時にスマホから音を出して聞いていたのも、これを使うことで良い音を聞きながら作業ができるようになりました。聞いている音が良いと気持ちがおおらかになりますよね。

テレビでも音楽でもコロナで気持ちが沈みがちの時に助けてくれるありがたい存在です。

 

本当はベスト10とか、せめてベスト3とかになれば格好もつくとは思いますが、2020年の買い物ではこの2点が我が家では圧倒的な存在感なので、というより外出しないのであまり買い物していないんですよね、ということで2点の紹介にします。どちらか1点をベストに、といっても選べませんでした。

たまった履歴整理(ゆっくり風自虐会話)

なんか最近やたら窓開いてない?

コロナだから換気しないと

いや、そうじゃなく。検索ウインドウのこと

あぁ、それね
つい気になったワード見つけると開いちゃって
後で見ようと思って見ないのが溜まってる

ぶっちゃけ
それじゃ何も探せないでしょ?

まーそうだな
てか、何が開いてあるのかも忘れてるし

意味ないじゃん
どうせ後でなんて見ないんだから用が済んだら全部閉じなよ

そうなんだけど
後で同じページ探そうとしても出てこないことがあるからさ

いやいやいやいや
そんなこと滅多にないから
でも何検索して貯めてるかちょっと興味あるかも〜

そう言われると恥ずかしいな

消すの付き合ってあげるからさ
一緒に確認しようよ〜
せ・い・へ・き

そんな類のものは無い
はず

じゃぁなおさら問題ないじゃ〜ん
最初はなになに?
LINEを中国で使う方法まとめ
?
中国なんか行かないじゃん

⑴LINEを中国で使う方法まとめ(2019年版)

 2014年から中国でLINE規制問題があり、その頃からLINE、Googleが使えません。

 使用していたのはiPhoneで、出張なので通話は緊急に備えて有効にしていましたが、ネットの使用はレンタルルーターをパソコンと共用です。

 この記事によるとAndroidでもiPhoneでもにほんSIMでVPNを使えば中国でもLINEが使えると書かれていますが、レンタルルーターは中国の通信なので、無料VPNをいくつか試してみましたが完全に使えるものはありませんでした。

もう中国行かないかな
行ったとしても規制変わってるかもな

全く意味がない!
消し消し!!

カチカチ(消去・確認)
ポチッ

次は?
RAPIRO
何これ?

⑵RAPIRO公式サイト

 どこで見つけたか忘れましたが、卓上サイズの2足歩行ロボットです。キットで4万円くらいだったと思います。

 12個のサーボモーターとArduino互換の基盤搭載で自分でプログラムできる、RaspberryPiも搭載できる、というものだそうで、なんか欲しいんですが、46000円(今見たら記憶より高くなってました)てちょっと良い値段だし、それでプログラムうまくできなかったら無駄になっちゃうな、ということでずっと憧れにような状態で放置してるものです。

ちっちゃい二足歩行ロボットのキットでさ
欲しいんだけど高いしさ
プログラムちゃんとしないといけないから

プログラムなんてできるの?

プログラム自体はできるよ
でも何させるとか今はあまり考えられないかな

そんないつやるかわからない情報は消し消し!

え〜
でもいつか作りたい

ここに名前残ってれば思い出せるから消し!
次は、きんさそり?何?

⑶金蠍 担々麺

 「きんかつ」と読みます。東京都港区の神谷町と東京タワーにお店がある汁なし担々麺がメインのお店です。

 今は横浜に住んでいるのでちょっと遠くて簡単には行けませんが、めちゃめちゃ美味しいです。担々麺なので好みはあるかも知れませんが興味があれば是非一度行ってみて欲しいお店です。サービスで半ライスが出るので、汁なし担々麺の麺を食べ終わった後にご飯を入れて残りのタレと混ぜて食べるのがまた格別です。

 それとテーブルにザーサイがあるのですが、これがまた絶品です。お持ち帰りで売ってくれとお願いしたところ、自家製で量が限られているから勘弁してくれということでした。

 前は日曜は休みだったのですが食べログを見たら日曜営業となっていました。東京タワーにお店を出してから変わったのでしょうかね。

へ〜なんか凄いぽい
いつか連れてってよ

遠いから、いつかね

(こりゃいつかは無いな)
次はフキの何?
読めない変なの多く無い?

 

⑷フキの焚香

 「ギャラリーフェイク」の登場人物、ジャン・ポール・香本が使った香りです。

 男女の痴情のもつれを救おうと調合した香りですが、実は何のことかわからず検索したものです。

 「ふんこう」と読むらしいです。おそらく調べた当時は回答があったと思いますが、今はそれっぽい結果が出てきません。残念です。

漫画ネタは良いけどさ出てこないじゃん

こういうのがあるから開けたページ閉じたく無いんだよね

結局見れないんじゃ本気で意味無いし
次は?

⑸ラグーン

 アニメのブラックラグーンを見て、そもそもラグーンって何だ?ってことで検索して放置です。

 ラグーンとは、砂州サンゴ礁により外海から隔てられた水深の浅い水域のこと。だそうです。海とはつながっている場合と隔てられたものがあって、主に塩水湖なんだそうです。

 まあ東南アジア(タイなんだそうです)の架空の港町で怪しい方々が暗躍するお話ですが、意味よりも音の響きが合ってるという感じです。

また漫画ネタ?
でもこれこそ一度わかったら終わりじゃん
次もすごく意味なさそう

⑹加藤麻里奈<・・・検索ページ/p>

これは単純に閉じ忘れだな
でもこの人めちゃめちゃ面白いんだよ

あー知ってる
この人見たことある

「激レアさんを連れてきた」見た?
デビ夫人の家に居候してるって

番組は違うけど
なんか口笛吹いてた

そうそう世界一だって

凄いよね〜
こういうの残してて
こうして見たときに思い出してブログでも書けば良いけど
こんなツッコミネタにしかならないんじゃ本当に意味無いよね

ちょっと疲れたから
続きはまたにする

逃げんなよ

 

Go To 〜

 この記事はGoToキャンペーン停止前に書かれたものです。

 直後に状況が変わっていますので最後に追記をしています。

 

 GoToキャンペーンの延長が決まって追加予算が出されたとか。新型コロナ感染者・重症者が過去最高を更新と報じられている時にどうなのかと思いますよね。

 

 有識者の一部からは感染拡大はGoToキャンペーンの影響は否定できないという声もあります。対してその発言にはデータの裏付けが無く根拠がないという意見もあります。気温が低い冬場はコロナの感染力が拡大するという研究結果も影響しているのでしょうが。

 

 感染拡大がGo Toキャンペーンの影響ではないという意見も、関係が直結しているデータが無いというだけであって、時期は前後するもののGo Toが始まる前と後で感染者数が変動しているのは事実です。

 

 専門家では無いのでデータを示すことも出されたデータに対して意見することもできませんが、「黒だと証明できないから白」という論法はここでは適切では無いと感じます。「疑わしきは罰せず」とは影響の及ぶ規模が違います。

 

 経済が活性化しないと社会も国も大変なのは十分理解しています。外食産業は「テイクアウト」などで頑張っているところもありますが、耐えられなくて廃業されたところも少なく無いとは承知もしています。旅行関係は人が動いて初めて成り立つ業界ですから外食産業よりもさらに厳しいでしょう。交通機関も軒並み減便となっていますし。

 

 でも「グレーは白」としてしまって、実は「黒寄りのグレー」だと後でわかったらもう取り返しはつきません。もちろん感染予防は個人の注意と努力あってのことですし、GoToキャンペーンだと言っても不安な人は使わなければ良い。だからと言って旅行をする人を非難も否定もする気はありませんし、自分が控えているからと言って控えない人に対してひがみを感じることもありませんけど。

 

 ただこの事態にあって国が外出を奨励して、そればかりか国費を充てることには違和感を持たざるを得ないということです。

 北海道、大阪の感染急拡大で医療崩壊も起きているので自衛隊の支援を要請するとか、その両地域はキャンペーンから除外するとか、そんな時に他の地域でキャンペーンを延長する?ちょっと神経がわかりません。

 

 Go Toキャンペーンにしても獲得ポイントに満たない飲食でポイントを得てしまった人とか、店側が架空飲食を申請してポイントを騙し取ったとか、多くの問題が露見している時にです。

 

 店側の行為は詐欺に当たるかもしれないという話もあるようですが、低額飲食でポイントを得てしまった行為は、良識的に正しいことではありませんが制度の抜け穴を突いた行為です。

 

 一応これらの問題には対策を講じるとしていますが、今の状態で起きたことに対して「モグラ叩き」のような対策できちんとした制度になるのでしょうか?もっとも能力がある専門家の方々が対処するのでしょうから、素人が心配することでも無いのでしょうが、製造業では不具合が発生すると、操業を止めてでも原因と再発防止が確実になるまで検証と対策が行われることがあります。

 

 感染拡大もあることなので、対策は万全なのかも知れませんが、一度仕切り直すくらいの方が安心感が増すのでは無いかなと思います。

 

 

 素人が勝手なことを、また批判的なことばかり書いてきましたが、Go Toキャンペーンには大賛成です。こういう機会に旅行でも食事でも言ったことがないような所に行ってみたいと思っています。でも今じゃないかなというのがここで言いたかった想いです。

 

 大勢の人が動くようになったらキャンペーンなんて必要なくなるのでしょうが、コロナ問題が解決していない時期に、またインフルエンザも流行る時期に、何でかなということです。

 

 

あとがき

 「withコロナ」って言い方は嫌いです。withって言ってしまうとなんか「仲良くしよう」ってイメージありませんか?

 簡単に撲滅できない以上うまく折り合いをつけなければならないのでしょうが、仲良くなんかしたくないし長年付き合っていきたいとも思えません。どうせ付き合わなきゃいけないんだから発想を変えて前向きに、ということですけど、ちょっとね。言った本人は上手いこと言ったとか思ってるかもしれませんけど。

 

追記(2020年12月20日

 この記事書いた直後にキャンペーンの一時停止が発表されましたね。

 記事を書こうと思って数日温めてしまったので実に間の悪い話になってしまいましたが、結局こういうことなんですよね。キャンペーン延長の予算がとれたと発表された時はすでに医療崩壊の懸念は報道されていた訳ですからね。

 菅さんが官房長官の時はもっと訳がわからない上位者がいらしたので、菅さんが分かっている人のように見えていましたが、結局ドンキホーテ的な政府であることは変わっていないのでしょうかね。

自動運転体験

 少し前からになりますが、クルマに安全運転支援システムというものが搭載されることがかなり一般的になって、テレビCMなどでも「サポカー」とか「サポカー補助金」などという言葉をよく耳にします。 ゆくゆくは支援システムの搭載されないクルマは売れなくなる時代になるでしょう。

 その運転支援システムですが、初期の発表の頃は「自動ブレーキ」を過信してぶつけてしまうなどという話も記憶にあります。メーカーはあくまでも「自動ブレーキ」は「衝突軽減」とか、最近のシステムでも「支援」なのだから正しく運転しましょう、と言っています。まだまだ自動でお迎えに来てくれる時代にはなりそうにありません。

 体験した人の話を聞くと、便利だとか楽だとか、手放しはできないものの良い評価しか聞きません。果たして?ということで我が家の軽自動車にもそれっぽいものが付いているようなので試してみました。

 

実験車

 実験車という訳ではなく我が家で普通に使用しているクルマです。

 あえてメーカー・車種はここでは明らかにしませんが、軽自動車で「自動運転レベル2」に相当する性能とのことです。車種伏せたところで機能とか見てもらえば車種まで絞り込めるかもしれませんが、良いことばかり言わないかもしれないので伏せておきます。

 

 ちなみに自動運転のレベルですが、

 レベル1・ステアリング、加減速のどちらかを車がサポートする。

 レベル2・システムがクルマのステアリング操作、加減速のどちらもサポートする。

 レベル3・特定の条件で全ての操作を自動で行う。緊急時は人が操作。

ということです。本当はレベル4より上もありますが、今のところ実在しないのでここまでにしておきます。

 

 レベル2言っても基本的に高速道路でしか機能しませんので、納車時には説明を受けただけでほんとんど理解していません。

なので取扱説明書を見てみると

    ・車線維持支援

    ・車速維持(オートクルーズ

    ・前車追尾(監視?)

の機能があって、時速65㎞以上で機能するとのことです。

 ちなみに、前車監視は自動ブレーキの関係か、街中でも効いているようで、ちょうど自分が交差点に入る時に信号が変わって停車しようとしても、前の車が進んだと警告してくれます。信号までは見てくれていないようで、これでは無人のお迎えなんて危なくて頼めませんね。

 なので従順に信じやすい人は、「あ、警告出たから進まなきゃ」なんて言って赤信号を突っ込んだりしないように気をつけていただきたいですね。そんな人いないと信じたいですが。

 

車線維持支援

 早速お試しですが、ちょうど用事で乗った道が、速度はそこそこで流れていたのですがクルマが多くて速度が一定しない感じだったので、とりあえず車線維持機能だけ使ってみました。 

 

「自動運転」では無いのでさすがに手放し運転はしてはいけません。なのでハンドルを握ったまま力だけ緩めてみます。

   まっすぐ走っている分には当然ですが特に何も感じなかったものが、カーブで確かに勝手にハンドルを切ってくれ、ハンドルを握る手に予想外の反力を感じでちょっと驚きです。感覚的には内へ内へという方向で切ってくれるようです。車線からはみ出す事はありませんので他車がいなければ気になる程度ではありませんが、カーブの内側に他車がいると「ふくらんで来ないかな?大丈夫かな?」とちょっと気になります。

 もちろん車線を見ているのではみ出すことはもちろん、ギリギリまで寄せることもないと思いますが、自分で操作しているとクルマがいたら無意識に避けていたのでしょうね、予想に反した切り込みなのでこれも慣れるまではおおっ!と思います。

 カーブの途中でハンドルを放すような勇敢な人はそういないと思いますが、インターチェンジなどで小さなカーブに入ると当然減速しますので、カーブの途中で機能が切れます。ある程度の力でハンドルを握っていれば急に反力が無くなるので気づきますが、勇敢な人は相当気をつけないと危ないです。

 ちなみにインターチェンジのような危険な場所ではやりませんが、自動操舵している時にハンドルってどう動くんだろう?などと思って手を放してみたところ「ハンドルを握れ!」と警告されます。いわゆる「自動運転」ではないのできちんと操作する意志を示せということなのでしょうね。

 実際自動操舵が効いているところで手を放すなんて、ちょっとお試しでも怖いと思ったので普通はやりませんよね。ただこう警告されると「何で見てるんだろう?」と疑問が湧いてきて、力をすごく弱めたり、指一本で支えてみたり、でも何かしら触っていると警告は出ませんでした。触っていることを検知するセンサーでもあるのでしょうかね。

 

車速維持機能 

 いよいよオートクルーズと前車追尾です。市街地では前車の監視をしているのは経験済みですが、オートクルーズにすると明らかに前車を見るような表示が出るので一応機能としては別物のようです。

 場所は首都高速湾岸線。いつもは普通車で流れ次第でいろいろペースを変えて走るのですが、軽自動車でもあるしオートクルーズの体験なので、左車線で制限速度に速度設定してスタートです。といっても車速が機能を有効にできる速度域でないと設定ができないので、速度セットは走行中にすることになります。車線維持は機能を有効にすれば低速で作動しないだけで設定が解除されることはなかったので走りながら何かすることはなかったのですが。

 本当は他にやり方あるのかも知れませんが、走行中に「SET」をすると現在の車速が設定されます。この時は83㎞。半端でも問題はないですが何か気分の問題で80㎞に調整。下り坂ではエンブレを使って、上り坂では勝手にアクセルを入れて車速をしっかり維持してくれます。

 メーター読みなので実際の速度の振れはわかりませんが、さしあたり速度計の針はほとんど動かない状態でキープしてくれます。車線も維持しているのでハンドルに軽く手を乗せ、足は余計にペダルを踏まないように床にベタ置き。一応用心はしていますが自動ブレーキもあるので安心快適です。

 前車追尾はさすがに安全距離をキープなのでちょっと離れ気味ですかね。そのおかげで前の前とかが詰まっても慌ててブレーキをかけることもなくゆっくり減速してくれるので乗車のストレスはありません。ちょっと緊張感も緩むよなーなどと思ったその時。

 左からの合流です。自分で操作しているとタイミングと速度を見て加速、減速調整しますが、さてこの場合はどうなるのだろうか?と、まあいつ自分で操作するでも対応できるように構えて、自動運転のお手並み拝見です。

 とはいえ自動で走ってきたので前車との間隔も十分あり、自分で運転していたら何の心配もなく前に入ってもらう距離だったので特に緊張もなく眺めていましたら、

結構な勢いで減速されました。ちょっと急ブレーキな感じで思わずバックミラーを見てしまうほどです。

 そうです。合流したクルマが前車になるので車間距離を維持するために減速したんですね。それも慌てて。

 自分で操作していたら当然前の距離と速度と、後ろの確認をして、徐々に減速するか、危なかったら車線を変える判断をするところですが、クルマは前と車線しか見ていないので減速の一択になる訳です。幸い後ろにクルマはいなかったので結果として危険なことにはなりませんでしたが、感覚的にはかなり怖かったです。 

 よせば良いのにそのまま走り続けたら、また合流。というか、車間距離が大きく開いているので合流でなくても普通に割り込まれます。「また減速!」と思ってアクセルを踏んでも、自動の反応の方が早いので一瞬減速はします。クルマが自分で減速している、制動がかかっている時はアクセルペダルに反力があって、少し強めに踏み込まないと加速しません。もっとも加速したとしても一瞬減速して、ブレーキランプも点灯しているはずですから後続車の距離によってはパニックになりかねない挙動ではないかと思いました。

 

 ちょっと怖かったのですが、もう一つ確かめたいことがあってそのまま走行しました。

 確かめたかったのはオートクルーズ時のカーブ。自分で操作すると減速して入るコーナーがあるのですが、自動操舵と速度維持ってどこまでやってくれるのだろうか?ということです。

 結論から言うと、運転者が負けました。60㎞くらいで入るコーナーに90㎞設定のまま突入したのですが、減速もせずおそらく正確にトレースしていたと思います。けれどクルマのロールが大きくて、怖くてブレーキ踏んでしまいました。

 

結論

 体験記のつもりだったのでだらだら書いてしまいましたが、あまりにだらだらなので整理してみます。

 端的に結論と言ってしまえば、レベル2とはいっても運転支援システムはすごいというのが率直な感想です。

 確かに違和感や怖い思いはありましたが、「あっ!」と思うことはほとんどありません。例えば橋の上などで急な横風に見舞われても車線維持がしっかり修正してくれます。すぐ横を大型トラックが通り過ぎて風に巻き込まれる時もやはり車線維持は仕事をしてくれます。

 また前の前とかに急な割込みがあって前車が急ブレーキをかけても、急ブレーキにはなってもパニックブレーキほどにはなりません。人が運転していると前車の急ブレーキにまず驚くと思いますが、クルマが見て入れば淡々と前車の距離を見て減速してくれます。

 自分の普段の運転からすれば違和感はありますし、首都高速のようなクルマの多いところは思うところはありますが、皆が自動運転を使えば事故は限りなく減るのではないかと実感できる体験でした。

 ただ、そうなると人の運転技術が低下してしまうのではないかということだけが心配ですが。

 

 

【読観小評:アニメ】ヴァイオレット・エヴァーガーデン (NETFLIX)

 本を読むこととテレビで洋画を観るのが好きな子供が、いい年になってからマンガとアニメに目覚めてしまいました。

 専門家ではないのでタイトルに評とあっても評論なんて大層なことは書けません。ジャンルに偏りもあって気になったものについて勝手に語ります。興味をもっていただけたら嬉しいです。

思いが強い作品は熱くなってネタバレするかもしれないのでご注意ください。

 

今回の作品は

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 

 実は恥ずかしながらNETFLIXで見つけるまでこの作品のことは知りませんでした。アニメのサムネを見ていてちょっと気になる絵が目に入ったのがヴァイオレットでした。特に二次元女子が好きな訳ではなく、現実の女性に普通に興味を持てる人間ですが、でも綺麗な絵には目を奪われます。

 そんな気持ちで何の気なく見始めたものでしたが、すぐに映像に圧倒されてしまいました。恥ずかしついでに白状しますと、作品自体を知らなかったので無理はないのですが、第一話を見終わるまで京アニ作品だということも知りませんでした。なのでその分映像を見たときの衝撃は大きなものでした。まあエンディングロールを見て「なるほどそうだったのか〜」と心から納得しました。

 最近はいろいろなところで綺麗な映像を見ることが多くなり喜ばしいのですが、それでもやはり京アニはさらに凄いと思い知らされました。

 とにかく光と水が素晴らしいんですよね。特に水の透明感。別の作品ですが「FREE」という水泳のアニメがあるのですが、そこでの海とプールの水の透明感は実写を超えていると言いたいくらいのクオリティーです。そういう水の美しさは本作品でも十分に描かれています。とはいうものの本作で水は風景に映り込む湖とか限られたシーンでしか見ることができませんが、そのわずかなシーンでも引き込まれるような素晴らしさです。

 人の描画、描写と動きは今更言うまでも無い事ですが、素敵な衣装や髪がなびく様はやはり実写を超えていると言っても過言では無いかと。

 

 ちょっと感動しすぎました。映像語りで熱くなりすぎましたね。

 

 

 主人公のヴァイオレットは身寄りがなく、戦争中に「武器」として扱われ、その戦闘力は敵味方から恐れられるほどであった。そんな彼女はギルベルト少佐の元に預けられ、ヴァイオレットという名を授かりレディとして扱われる。ヴァイオレットにとって少佐は何ものにも代えがたい存在で、命をかけても守りたいと思う。少佐もヴァイオレットを大切に思い、自分を守るためにヴァイオレットが盾になることを望まず戦地から遠ざけようとした。敵に包囲された二人はお互いを死なせまいとして・・・

 戦地から戻ったヴァイオレットは両手を失い両手ともに義手となった。治療も終え退院したヴァイオレットは後見人であるエヴァーガーデン家に引き取られるが、戦うことしか知らないヴァイオレットは家の中で「普通の人」として振舞うことができない。エヴァーガーデン家の手に余ったヴァイオレットは同じく後見人の一人であるホッジスを頼りCH郵便社で働くことに。そこで彼女は自動手記人形=ドールと呼ばれる手紙代筆業を希望する。手紙を書き、言葉を知ることで「愛してる」を知りたいと。

 相手からの依頼や要望は「命令」としか理解できず、自分の発する言葉も簡単明瞭な「報告」にしかならない彼女が仲間や手紙代筆の依頼者と触れ合い、心豊かに成長していく。

 

 というお話です。ドールになりたてのヴァイオレットは、軍人が抜けず一般社会の常識や通例が理解できていないため、同僚ともお客ともトラブルの連続でとても心配になります。でも彼女も悪気は無いどころか全て真面目で周囲とのギャップが理解できずに彼女なりに苦しんでいるのでいつしか見ていて応援する気分になっていました。

 ヴァイオレットは終始感情の起伏が無いので、相手の反応を見て一喜一憂することが多いのですが、感情を理解していくうちに表情は変わらないものの言動に変化が現れ、つい、彼女に関わった人々の涙や笑顔につられて感動してしまいました。

 

 まあ恋愛ものではありませんが、アクションや推理があるわけでもなく、恋愛ものに近い緩さでお話が進みます。恋愛ものはどちらかというと苦手な方なのですが、素敵なストーリーと素晴らしいアニメーションで見る方は緩むことなく引き込まれました。

 文章力がないので仮にネタバレをするとしてもこの作品の魅力を伝えることができないのが本当に歯がゆく思います。だから自分で見てね!ということなんですが。

 

 ちなみにですが、外伝の1作目はあの痛ましい事件のせいで公開延期に。

 外伝2作目は事件の後に製作したという、大変な時期に生み出された作品ですが、2作目の以前と変わらない素晴らしい映像を見て、京都アニメーションの復活を喜ぶとともに改めてすごさと、製作の方々の映像にかける情熱と執念を見た気がします。

 

 文才がなくて、自分の感動度合いも子供の感想文ほども表現できていないのが悔しい限りですが、悔しがってもすぐにはどうにもできないのでこの辺で。